これから婚活を始めようと考えている人の中には、婚活サイト(ネット婚活)の利用を検討している方もいることでしょう。
結婚相談所に比べてあまりお金をかけずに利用できるということもあり、中には600万人近くの会員を保有している大規模サービスも存在します。
また、婚活パーティーと異なり、24時間いつでもどこでも自分のペースで婚活を進められる点も良いですね。
ここでは、これから婚活サイトを利用しようと考えている人に向け、婚活サイトの特徴からリスク、種類別サービス紹介までをお伝えいたします。
今後の婚活サービス利用の参考にして頂ければ幸いです。
婚活サイト(ネット婚活)とは、インターネットを活用した婚活サービス。
パソコンやスマートフォンなどを利用して相手を探すことが出来、マッチングしたらメッセージ交換が出来るという流れが一般的です。
最近はスマホアプリに特化した、婚活アプリと呼ばれるサービス形態もありますね。
ここでは、他の婚活サービスである結婚相談所・婚活パーティーと比較してみた場合の特徴を5つご紹介いたします。
結婚相談所を利用して1年間活動した時の料金相場はおよそ30万円。
近年はゼクシィ縁結びエージェントなど革新的な料金体系(15万円程度)の相談所も登場していますが、それでも安い金額ではありませんね。
対して婚活サイトで1年間活動した場合は、年間2〜3万円程度で済んでしまいます。
つまりは、結婚相談所の10分の1のコスト。圧倒的にリーズナブルですね。
もちろんリーズナブルなのには理由があり、店舗を持つ必要もなく、サポートしてくれる担当カウンセラーもいない。そのため、設備費や人件費といった運営コストがかからないのです。
私達は、1ヶ月あたり数千円程度で、運命のお相手探しが出来てしまうというわけです。
婚活サイトのほとんどは、スマートフォンやタブレットにも対応しています。そして、24時間利用可能となっています。
そのためいつでもどこでも、婚活サイトを利用しての婚活が可能。
忙しい人でも「通勤・通学時間を利用して、スマホでお相手探し」ができるのです。
開催日時と会場が決まっている、婚活パーティーにはない利点ですね。
日々忙しくしている人にとって自分のペースで利用出来るというのは、とても便利に感じることでしょう。
結婚相談所に入会する場合、様々な証明書類を提出する必要があります。
独身証明書や学歴証明書、収入証明書など中には、発行に非常に手間がかかる書類もあり、揃えるのに苦労します。これは、私も経験済みです。
対して婚活サイトで入会に必須となる資料となっているのは、パスポートや健康保険証などの公的身分証明書のみ。
いつも持ち歩いているものなので、さほど手間はかかりません。
婚活サイトの中には、他の証明書類も提出出来るサービスがありますが、こちらは任意。
公的身分証明書のみインターネット異性紹介事業に関する法律に伴い、必ず提出しなければいけないのです。
比較的簡単に入会でき、その日から婚活を始められます。
上述したように婚活サイトは入会しやすく、コスト的にも続けられやすいという性質を持っています。
そのため会員数の点からすると婚活サイトの方が断然多く、出会える機会も増えるということになります。
実際に結婚相談所最大手のオーネットで46,638人(2017年1月時点)。対して、婚活サイト最大手のペアーズ>は累計会員数が570万人を突破しています。
もちろん結婚相談所は結婚相談所で、「各種証明書提出済で、それなりのお金を払って婚活をする」質の高い会員と出会えるという良さがあります。
ただし多くの人と出会える「数」の点では、婚活サイトに分がありますね。
お伝えしたように婚活サイトには、基本的に結婚相談所のように専任のアドバイザーは付きません(最近エン婚活というアドバイザー付きの婚活サイトも登場しました)。
また婚活サイトのサービス範囲は、マッチング後のメッセージ交換まで。実際にお会いして、成婚(結婚が決まること)までは自力で何とかしなければいけません。
そのため異性とのコミュニケーションが苦手な人や恋愛経験が少ない人にとっては、婚活サイトでの婚活は苦労するかもしれませんね。
サービスによって多少の違いはありますが、婚活サイトに入会してから成婚までの一般的な流れは以下のようになっています。
まずはマッチングが成立しないことには何も始まらず、プロフィールや顔写真をいかに魅力的に魅せるかが重要になっていきます。
【ステップ1】会員登録
対象サービスの公式サイトにアクセスし、登録に必要な情報を入力します。また、公的身分証明書の提出を行います。
※公的身分証明書を提出しないとメッセージ交換が出来ないシステムになっている所が多いです。
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【ステップ2】プロフィール入力・写真登録
異性に公開するプロフィールを作成。また、掲載する写真も提出します。
※写真掲載は必須ではないのですが、写真を掲載すると反応が格段に良くなります。
よって、婚活サイトで相手を見つける覚悟があるのであれば恥ずかしがらずにしっかりと掲載するべきです。
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【ステップ3】お相手探し・「いいね!」を送信
検索機能を使って条件を絞り、結婚相手候補を見つけます。
良い相手を見つけたら、「いいね!」を送信。相手に好意を伝えます。もちろん、相手から「いいね!」が来ることもあります。
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【ステップ4】マッチング成立・メッセージ交換
送った「いいね!」に対して相手が了承、または相手から来た「いいね!」に対して自分も了承したらマッチング成立となります。
マッチング成立後はサイト内でメッセージ交換が可能になり、連絡先を知られることなくメッセージのやりとりが出来ます。
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【ステップ5】お見合い(初デート)
メッセージのやりとりを経て、お互いが良いと感じたら連絡先の交換、もしくは実際に日時と場所を決めてお会いする約束をします。
実際に、相手と出会います。
※婚活サイトのサービス範囲はここまでです。ここから先は自分で動いていかなければいけません。
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【ステップ6】交際・成婚へ
何度かお会いしてよければ交際を申込みましょう。
結婚相談所のように交際期間(6ヶ月以内)などは設けられていませんので、プロポーズのタイミングなどは各自の判断になります。
予め2人で話し合ってみるのもよいかもしれません。
便利で経済的にも使いやすい婚活サイトですが、その反面婚活サイトならではのリスクも存在します。
それは要注意人物との出会いです。場合によっては、要注意人物と出会ったことにより婚活どころではなくなってしまう事態になるかもしれません。
婚活で被害を受ける要注意人物の内訳と、典型的なパターン。予防法についてご紹介します。
会員を装って登場するサクラ。サクラには2つの種類があり、運営会社が用意するサクラと、他の業者が用意するサクラがあります。
まず運営会社が用意するサクラ。悪質出会い系サイトの典型的なヤリ口です。
ポイント課金型のサイト(ポイントを購入し、メール送信等の度にポイントが消費される)が前提なのですが、思わせぶりなメッセージを送り、どんどん相手にメールを送らせてポイントを消費させます。
騙された会員はサクラと気付かず、ポイント購入のためにお金を注ぎ込みます。
気付いた時は相手は既に退会していて、会えずにただお金だけ失っていた…というパターンです。
中には、芸能人を装うサクラもいるとか。確かに、芸能人とメッセージ交換出来るとなるとトキメキますが、さすがに芸能人は出会い系サイトを使わないでしょう…。
ただし婚活サイトはほとんどが月額定額制なので運営会社が用意するサクラはほぼいません。
少なくても当サイトで紹介している婚活サイトでは、運営会社のサクラは現れないのでご安心ください。
そして、もう一つのタイプが他の業者が装っているサクラ。
こちらのパターンとしては、メッセージのやりとりをして仲良くなった所で相手が退会の意志を告げる。
そして「今後はこちらのサイトでやり取りしましょう」と、ポイント課金型の悪質出会い系サイトへの登録を促すという流れです。
婚活サイトの運営側も24時間監視パトロールで、業者のサクラを排除しているのですが、中には排除しきれないケースもあります。実際、私も何度か遭遇しました。
いくらメッセージ交換で相手と仲良くなっても他のサイトへの移行を持ちかけられたら、100%業者のサクラだと思ってください。
誘導先の出会い系サイトはポイント課金の料金体系で、どんどんお金を取られることになります。相手のやり口は巧妙ですよ。
ヤリ目とは、体目的という意味。つまりは遊び目的で婚活サイトを利用しているということ。
手軽に入会出来、料金もさほどかからないということで、軽い気持ちで入る人が多いのです。
「先に体の相性を確認してから、お付き合いを考えたい」などと持ち出され、コトをすましたらやり逃げというパターン。
また会った時から歯の浮くような褒め言葉ばかりを語り、良い気分になり雰囲気に流されついつい体を許してしまうというケースもあります。
見分けるのはなかなか難しいのですが、ヤリ目にはある程度共通点があります。
対策としては、正式にお付き合いするまで体の関係を持たないということにつきます。
婚活サイトで出会う相手であれば、婚前交渉(結婚前のエッチ)は行わないというスタンスでも良いでしょう。
少なくてもご両親への挨拶を済ませた後。または、独身証明書などを見せてもらった後にするべきです。
お伝えしたように、婚活サイトは公的身分証明書のみで入会出来てしまいます。
よって、既婚者でも利用しようと思えば利用出来てしまうのです。便利な反面このようなリスクが潜んでいます。
既婚者が婚活サイトを利用する理由はヤリ目、そして金銭目的です。既婚者にひっかかってしまったらたまりませんね。
怪しいと感じたら相手のフェイスブックページをチェックすること。そして、やはり独身証明書を提出してもらうべきです。
こちらはあまりないケースですが、男性が被害を受けるケースです。
実例パターンとしてはメッセージ交換して出会うことになり、良い気持ちでバーに誘われたらそこがぼったくりバーで高額請求をされるという流れ。
断ると怖いお兄さんが出てきて…といった具合です。
最初からバーに誘うのは怪しいです。ついつい期待してしまうのもわかりますが、常識で判断出来る理性はいつでも持っておきたいところ。
出会う頻度は少ないでしょうが、被害に会った時のダメージは大きい。結婚詐欺師は男性も女性もいます。
投資用マンションを購入させられた。至急の用立てを求められ、大きな額のお金を支払ったら音信不通になったというケース。
「自分は騙されることはない」と思っていても、相手も百洗練魔の詐欺のプロ。あの手この手の心理戦を仕掛けてきます。
「結婚もしていない相手に自分からまとまった額を支払うことは、常識的にありえない」という事実をどんな状況においても忘れないことです。
以上のように気軽に利用出来る分、悪質な会員も入り込んでいます。
相手を見極める目も必要になっていきます。
一口に婚活サイトといっても様々な種類があり、状況や目的に応じて選ぶことになります。
当サイトでは常時20種類以上の優良婚活サイトを厳選して紹介していますが、改めて種類別にまとめてみました。
「今、婚活サイトにはこんなサービスがあるんだ」とご理解頂ければ幸いです。
2000年前後に誕生し、現在も生き残って運営を続けているサービス群。
累計会員数は100万人以上を超え、大手企業が運営しているサービスも多くあり、信頼・実績の面ではピカイチです。
検索機能で相手を探し、良いお相手を見つけたらメールを送信。相手も気に入ればメッセージ交換開始という流れです。
マッチドットコム | 世界で1500万人が利用する世界一のマッチングサイト。機能が充実 |
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ユーブライド | 成婚者の6割が登録3か月以内に相手に出会う実績。スピード婚を実現 |
e-お見合い | 老舗の相談所ノッツェの運営会社が手掛ける。成功報酬型の料金プラン |
パートナーズ | 検索以外にパートナー紹介や日記、質問など様々な出会いの機会を提供 |
2012年に開始したペアーズが元祖。爆発的に利用者が増え、累計は570万人を突破。それに伴い類似サービスもとても増えています。
相手を探して良い人がいたら「いいね!」をお届け。相手がOKすればマッチング成立。メッセージ交換が出来るという流れです。
もちろんサービスによってシステムの差はありますが、おおまかな特徴としては「スマホでの利用が主体」「女性は最後まで無料」「掲載写真が豊富で容姿がより重要」ということが挙げられます。
全体的に明るい雰囲気で、恋活要素も含まれるサービスが多く、よりカジュアルにお相手探しが出来るよう工夫されています。
ペアーズ | 会員数500万人を突破し勢いがある。Facebookを利用したマッチング |
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ブライダルネット | IBJによる婚活サイト。「いいね!」し放題で毎日最大60人とマッチング |
ゼクシィ縁結び | 価値観マッチングと検索アルゴリズムにより使うほど精度が高まる |
マリッシュ | 「バツあり」「シングルマザー」「シングルパパ」向けの特別優遇策がある |
東カレデート | 国内初。既存会員による入会審査制を採用。イケメン・美女が集いやすい |
年収や職業など入会制限を設けた婚活サイト。
ハイクラス男性との「セレブ婚」を望む女性にニーズがあります。
入会制限がある分、当然ながら会員数は少なめ。加えて、写真審査が必要なサービスもあり、容姿の面でも一定の水準が求められます。
自衛隊プレミアムクラブ | 男性は自衛隊員限定。専用SNSとリアルイベント双方での交流が可能 |
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CAプレミアム | 写真審査を通ったハイステイタス男性と客室乗務員の女性に限定 |
ミスターアンドミス | 写真審査を通過した男女限定。ハイステイタス男性と20代美女の出会い |
ミスプレミアムマリッジ | 写真審査を通過した男女限定。男性はハイステイタスの30代が会員 |
東カレデート | 国内初。既存会員による入会審査制を採用。イケメン・美女が集いやすい |
結婚相談所のサービスをそのままオンラインで利用出来るサービス。または、中高年・シニア向けやぽっちゃり女子向けサービスなど個性的な内容。
特定のターゲットにとって満足度が高いものとなっています。
エン婚活 | 結婚相談所のクオリティをWEBで。専任コンシュルジュがフルサポート |
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エンジェル | 特許取得の高精度マッチング技術。結婚後3年間のアフターフォローも |
ぽちゃ婚 | ぽっちゃり女性とぽっちゃり女性好き男性専門の日本初の婚活応援サービス |
これから婚活サイトを利用しようと考えている人の中には、「数が多すぎてどれを選べば良いかわからない」「安心・安全のサービスを利用したい」と感じている方もいらっしゃることでしょう。
そんな方のために、利用して間違いがない「婚活サイト初心者向けの定番サービス」ともいえるサイトを3つピックアップしてみました。
まずはこの3つで、お相手探しをしてみることをおすすめします。
なお当サイトの婚活サイト月間利用者ランキングを随時更新しています。最新の婚活サイトの人気同行はこちらのページをチェックしてみてください。
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婚活サイトの特徴は、何といっても「あまり経済的負担をかけずに、気軽に利用できる」という点。
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【種類】婚活・お見合いパーティー 【参加料金目安】女性:1,500〜8,400円 男性:4,500〜10,300円 【ご利用エリア】東北・関東・甲信越・東海・関西・中国・九州 【年齢】企画毎に異なる
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