「これから婚活を始めたい!」と考える人の中には、結婚相談所への入会を検討している人もいることでしょう。
しかしながら、結婚相談所の料金を目にした時に、「高い!」と感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
基本料金以外にも、お見合い料やら成婚料やら追加でお金がかかるケースもあります。
このページではなぜ結婚相談所の料金が高いのか、その理由について書いていきます。
また、ここ最近は従来では実現できなかった、新しいタイプの結婚相談所が誕生するようになりました。この流れについても紹介していきます。
金銭面から結婚相談所への入会を迷われている方は、ぜひ読んでみてくださいね。
まず、結婚相談所はどれほど高いのか?実際の料金について改めて調べてみました。
比較材料として、ここ数年で人気が急上昇し、会員数は450万人を突破。今一番波にのっている婚活サイト、ペアーズも同時に記載いたします。
サービス名 | 会員数 |
1年間にかかる料金 |
その他の費用 |
---|---|---|---|
サンマリエ | 約2万人 |
312,000 |
お見合い調整料 |
ツヴァイ | 32,220人 |
183,600 |
なし |
オーネット | 44,432人 | 294,624円(税込) | なし |
※参考 |
450万人以上 |
17,760 |
プレミアムオプション |
※サービス名をクリックすると各サービスの「特徴と評判」ページにとびます。
料金に幅があるのは、価格が異なる複数のプランがあるためです。最安値プランと最高値プランの幅とお考えください。
このように比較すると、結婚相談所と婚活サイトでは料金の桁が違ってきます。
これだけ金額に差があると、「リーズナブルな婚活サイトに入った方がお得」と考えるのもわかります。会員数に大きな差があるのは、料金面の要素も大きいでしょう。
なぜ結婚相談所はこれほどまで料金が高いのでしょうか?この点に関し、説明していきます。
結婚相談所の料金が高い理由として、大きく3つの理由があります。そしてこの理由は、結婚相談所のメリットにもつながっていきます。
結婚相談所にあって婚活サイトにないもの。それは専任スタッフによる婚活支援です。
スタッフは、相談所によって「アドバイザー」「コンシュルジュ」など呼び方が異なりますが、入会後に様々な手厚いサポートを行ってくれます。
・魅力的なプロフィールを作成するためのアドバイス
・条件に合ったお相手の紹介
・お見合いの日時・場所などのセッティング
・お見合い当日の立ち合い
・成婚に向けてのアドバイス、相談を随時
・交際ステータス中のアドバイス
会員一人一人にこれだけの対応を行うには、それなりの人数を揃える必要があり、その分人件費が多く発生するというわけです。
結婚相談所の場合「お見合い→交際→成婚(結婚が成立すること)」までの道筋をしっかり用意し、最後までカバーしてくれます。
一方婚活サイトでは料金が安い分、最後まで見守ってはくれません。
システム的に、婚活サイトで出来ることはマッチングによるメッセージ交換まで。そこから実際の出会いにつなげ、さらに成婚を果たすには、自分で頑張らなければいけないのです。
ある程度恋愛経験のある方であればそれでも良いのですが、中には「異性と話すのが苦手」という人もいます。
そのような人はしっかりとサポートしてくれる結婚相談所の方が、断然成果につながりやすくなります。
2番目の理由としては、結婚相談所は店舗を構える必要があり、そのための家賃や設備費などの店舗運営コストがかかるためです。
とくに大手の結婚相談所は全国各地に拠点を作り、人員を配置します。
これにより各地域の会員に対し、丁寧なサポートが可能になるのです。
利用料金を高く設定することで、「本当に結婚を考えている人だけを入会させたい」という結婚相談所側の意図があることも理由の一つです。
ちなみに、結婚相談所に入会するハードルとしては料金面の他、「提出書類の多さ」も挙げられます。
婚活サイトと比較すると、いかに多くの書類が必要になるか。下の一覧を見ると、おわかり頂けることでしょう。
・本人確認書(パスポートや保険証、免許証など)
・年収証明書(源泉徴収書など)
・独身証明書
・卒業証明書
・医師など特殊な職業の人はの資格証
・本人確認書(パスポートや保険証、免許証など)
婚活サイトは手軽に利用出来る分、既婚者が独身と偽ったり、職業や年収を偽ることも出来てしまいます。
実際に、それが原因でトラブルになる事例も起きています(防止策として、運営側は365日24時間の監視体制を築いています)。
そこまでの事態にはならなくとも、「もしいい人がいたら結婚してもいいかな」程度の気持ちで入会している人も多いのです。
一方で、結婚相談所の場合、金銭面と証明書提出の面をクリアした「本気で婚活をしている人」だけが入会します。
よって会員数は婚活サイトより少なくても、結婚を真剣に考えている相手と出会えるのです。
さて、「なぜ結婚相談所の料金が高いのか?」をご説明させて頂きましたが、実はここ1、2年で今までになかったタイプの結婚相談所が誕生するようになりました。
それは従来型の結婚相談所の高い質のサービスを維持しながら、とてもリーズナブルな価格で利用出来る結婚相談所の存在です。
現状、そのような結婚相談所は2つあり、両方とも、安い料金で提供出来る理由がハッキリと存在します。
今後、婚活業界において台風の目となりうるであろう、2つの結婚相談所についてそれぞれ紹介していきます。
ひとつは転職サイトで有名なエン・ジャパンが2016年7月にスタートさせた「エン婚活」。
何と結婚相談所と同質のサービスを全てインターネット上で提供するという特徴を持っています。
コンシュルジュからのサポートは、全てメールと電話で行います。そのため、わざわざ来店する必要もありません。
店舗運営費がかからない分、従来の結婚相談所の10分の1の価格を実現させました。お見合い調整料や成婚料も一切かからないのが嬉しいですね。
実はエン婚活は、結婚相談所のパートナーエージェントと提携しており、元々パートナーエージェントで多くのサポート実績を残したスタッフが、コンシュルジュとして就いています。
会員もパートナーエージェントと共有して約7千人ほどいて、2017年6月からは他の結婚相談所との相互紹介も開始し、一気に5万人程度まで増えることが決まっています(参考リンク)。
オンライン講座で自分磨きも出来る
エン婚活の大きな特徴のもう一つは、自分の魅力をアップさせるためのオンライン講座を受けられるという点。
良い結婚相手と巡り合うには、自分の魅力アップも欠かせません。エン婚活はそのためのツールを用意してくれます。
コンシュルジュが各会員に足りない要素を分析。50本ある動画のうち、おすすめの動画を提示してくれます。
用意しているコンテンツは「好感演出力」や「恋愛コミュニケーション力」、さらには結婚後の「夫婦コミュニケーション力」の向上など。もちろん、どれだけ視聴しても無料です。
オンライン型結婚相談所だからこそ出来る、独自のサービスといえます。
サービススタート後に実施した利用者のアンケート調査では、「92%が満足」と回答していることがわかりました。
対面ではないサポートということで、開始当初は不安もありましたが、そのような心配をする必要もなさそうです。むしろ、自分のペースで連絡出来る事を利点ととらえている人もいます。
エン婚活はオンラインですがサポートは十分。それ以上に、お見合い料や成婚料などの追加料金が一切発生しないので、安心して活動を続けられます。
エン婚活は現在、関東・関西・中部の在住者を対象にサービスを展開しています。
さらにお得に利用出来るキャンペーンも定期的に行っているので、結婚相談所の入会を検討している方は、ぜひチェックしてみてください。
もう一つの結婚相談所は、日本最大級のウェディング情報サービスの「ゼクシィ」が手掛けた「ゼクシィ縁結びエージェント」。こちらは、2015年4月からサービスを開始しています。
ちなみに同じゼクシィブランドで、婚活サイト「ゼクシィ縁結び」も手掛けています。
こちらの料金設定も圧倒的に安い。入会金と月会費のみでお見合い料、成婚料はかかりません。
ゼクシィ縁結びエージェントが安くサービスを提供出来るのには、もちろん理由があります。
まず店舗は既存のウェディング事業の「ゼクシィ相談カウンター」が存在しており、その場所を活用することで、店舗運営費を抑えることが出来ています。
そして、多少ここで利益が出なくても、成婚後に「ゼクシィ」で結婚式場選びなどで利用してもらえるという目算があるためです。
ゼクシィブランドを有効活用することで、低価格を実現させたといいえます。
ゼクシィ縁結びエージェントが目指すのは、「手頃なシンプル価格で明るくオープンな店づくり」。
入会後は専任のマッチングコーディネーターが付き、成婚退会までサポートを行います。
シンプルなステップが好評で、入会1ヶ月以内にデートが成立する確立が約80%というデータも出ています。
会員に関してはこちらもパートナーエージェントの会員を共有しているのに加え、他にも複数の結婚相談所と提携し、約13,000人の会員がいます。
現在は北海道、関東、東海、関西、九州で活動を行っていますが、他の地域も順次拡大していくでしょう。
店舗に行くと、無料相談を行ってくれます。
結婚相談所の料金が高い理由。
それはプロのスタッフによる手厚いサポートがあるからにほかなりません。成婚までしっかりと導いてくれるからこその対価なのです。
一生を共にするお相手を選ぶのですから、そのくらいのコストをかける必要はあるのかもしれませんね。
一方でニーズにあわせて大変リーズナブルな価格で利用出来る結婚相談所も登場するようになりました。
サービスの質を落とさずに、料金を下げるのは、どの会社でも出来るというわけではありません。エン・ジャパンとリクルートという大手企業だからこそ実現出来た相談所といえます。
婚活業界はこの新しいタイプの相談所の出現で今後どのように変化していくのでしょうか。
当サイトでは引き続き見守っていきたいと思います。
出会いたい職業や場所など、目的別にオススメの婚活サービスを紹介します。
最後まで無料のまま利用できる婚活サイトを、男女別に紹介します。
婚活サービスでの出会いを成婚につなげるための方法を紹介します。
【種類】婚活サイト 【年間料金最安値】27,840円(税込)※無料会員のまま成婚も可 【ご利用エリア】利用地域の制限なし 【年齢】18歳以上
1999年開始の老舗で累計会員数は190万人を突破。東証プライム上場のIBJが運営。 新規会員ほど出会いの機会が優遇される仕組み。成婚者の約6割が3ヶ月以内に退会しています。当サイト管理人も2か月半で運命の相手と出会いました。
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【種類】婚活サイト 【年間料金最安値】17,880円(税込)※女性は無料 【ご利用エリア】利用地域の制限なし 【年齢】18歳以上
ペアーズのように「いいね!」を送ってマッチング。マッチング型は若い人の利用が中心ですが、マリッシュは再婚を応援したり、「バツあり」優遇策を実施。そのため、幅広い年代層の利用者がいます。 また、初婚の方でも再婚希望者に理解のある方が多いです。
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【種類】結婚相談所 【年間料金目安】294,624円(税込) 【ご利用エリア】全国 【年齢】20歳以上
1989年に誕生した老舗で、楽天グループが運営。会員数は45,000人以上で、結婚相談所単体として業界最大規模。 紹介書やイントロGなど、5つのスタイルでお相手と出会えます。同じアドバイザーが成婚まで一貫サポートします。
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【種類】婚活・お見合いパーティー 【参加料金目安】女性:1,500〜8,400円 男性:4,500〜10,300円 【ご利用エリア】東北・関東・甲信越・東海・関西・中国・九州 【年齢】企画毎に異なる
国内最大の結婚相談所ネットワークを持つ、東証一部上場企業のIBJが運営。クオリティの高いパーティー運営を目指し、月間参加者4,500人以上・平均カップリング率45%の実績。 3つの割引制度に加え、業界初となる「全額返金保証」が評判です。
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「いいね!」送信によるマッチングスタイルの元祖。2012年11月のサービス開始以来、またたく間に会員が増え、遂に累計570万人を突破しました。 シンプルな仕組みながら、フェイスブックアカウントを使った安全性の高いサイト。20代・30代の独身者から圧倒的な支持を得ています。
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