婚活サービスを使った婚活を検討している方の中には、婚前交渉(結婚前にエッチをすること)に関して気にされている方もいらっしゃることでしょう。
現代の日本において、恋愛結婚であれば婚前交渉は当たり前ともいえる時代になりましたが、「婚活サービスを利用して」となるとまた事情は異なってくるものです。
そこで、このページではそれぞれの婚活サービス(結婚相談所・婚活サイト・婚活パーティー)における婚前交渉事情、そして婚前交渉を望む派と望まない派それぞれの対策法についてご紹介いたします。
婚活において婚前交渉について気にされている方は、是非チェックしてみてくださいね。
最初に知っておきたい事。それは「結婚を希望している独身者は、性についてどれほど重要視しているのか?」という点です。
この点について参考になる資料が、国立社会保障・人口問題研究所が5年毎に行っている独身者調査です。
最新の2015年度の調査において、18〜34歳の未婚者に対して「結婚することの具体的な利点」をヒアリングしたところ、「性的な充足が得られる」と回答したのは男性で1.6%、女性で0.2%しかいませんでした。
ちなみに男女共大きな割合となっているのが、「子どもや家族を持てる」「精神的安らぎの場が得られる」といった項目です。
つまりは結婚を望んでいる独身者の中で、性を重要視している人は1%程度しかいないということです。
それでも婚前交渉を希望している相手がいるとするならば、その人は本当は結婚を望んでいるのではなく遊びたいだけという可能性もあります。
まずは、ほとんどの人が結婚に対して、性についてよりも、家庭を持つことや精神的な安定を重視しているという事実を認識しておきましょう。
結婚相談所とは、会社のスタッフ(カウンセラーやアドバイザーなどと呼ばれます)が担当に付き、会員が成婚(結婚が決まること)するまでお相手を紹介したりアドバイスをするサービスです。
結婚相談所の全体的な流れは、入会後に良い相手を見つけたらお見合いの申込み。相手が承諾すればお見合いへ。さらに交際を経てプロポーズに至ります。
さて結婚相談所における婚前交渉の扱いですが、会社によってスタンスが分かれます。
いくつか事例を挙げていきましょう。
日本最大級の結婚相談所ネットワークであり、1,400社以上が加盟しているIBJ(日本結婚相談所連盟)が運営している結婚相談所。
加盟している主な相談所としては、ブライダルチューリップ、ベルブライド、クラブ・マリッジなどが挙げられます。
IBJでは婚前交渉は明確に禁止事項と定めており、ルールとして以下の記載をしています。
ルール上、結婚、婚約又はそれらと同等の成果(「結婚の口約束」「宿泊」「宿泊を伴う旅行」「婚前交渉」「同棲」「交際期間を延長し通算6ヵ月を経過した場合(交際期間は原則3ヵ月)」など)は「成婚」とみなします。
トラブルを避けるため、交際期間中の旅行や婚前交渉は禁止です。
利用規約において、以下のように婚前交渉を成婚と見なす措置を取っています。
成婚の定義 成婚とは参加者同士がお互いに結婚すると決めることです。 以下の場合も成婚とみなし、成婚料を徴収いたします。
1.参加者から成婚の申し出があったとき。
2.婚前交渉があった場合。
3.結婚の口約束(婚約指輪などの授受を含む)、同居、同棲した場合(短期間や宿泊を伴う旅行も含む)。
4.交際期間が6ヶ月を経過した場合(基準日は、交際成立した日からとします)
婚前交渉についてのルールは設けていません。
婚前交渉についてのルールは設けていません。
ルールは設けておらず、会員の自己責任というスタンスです。
明確なルールはありません。但し、トラブル回避のため極力避けて欲しいという依頼をしています。
結婚相談所は婚前交渉禁止のイメージがありましたが、意外と認めている所も多いんだなという印象です。
結婚相談所への入会を検討している方は、婚前交渉に対してどのようなスタンスをとっているかという点を確認して相談所を選ぶようにしましょう。
婚活サイト・アプリとは、会員登録後に検索機能などを使ってお相手探しを実施。良い相手がいたら、好意を伝えて相手が了承したらメール交換ができるというシステムです。
料金が結婚相談所に比べて圧倒的に安いため、累計会員数が100万人以上いるサイトも少なくありません。
反面、専任スタッフは付かず、メール交換以降の成婚まではサポートが全くないので自助努力が必要になっていきます。
婚活サイト・アプリにおいては、婚前交渉に関するルールは一切ありません。
というよりも、メール交換以降の会員の活動は把握出来ないので、規制しようにも不可能というのが実際の所です。
婚前交渉をするかしないかは会員それぞれの判断にゆだねられています。
婚活サイトのユーブライド(当サイトの管理人が成婚したサイトです)内にある、「恋愛相談Q&A」では、婚前交渉に関して活発な意見交換がなされていました。
男性会員(44歳)の方からの、「婚前交渉はしなくてもいいですか?それともやっぱり、相性って気になりますか?」という質問に回答したのは9人。
それぞれ、以下のような返答をしています。
好きになれば自然とそうなる。今までお付き合いした中で結婚後じゃないとエッチしないという人はいなかった。
(男性45歳)
私は相性気になりますので、結婚前に確認したいです。 相性と言うよりも、頻度ですね。
淡白すぎても嫌だし、毎日毎日!とかも無理です。
(女性35歳)
経験人数20人位とちょっと多めですが、レスになるとやっぱり離婚になるかなと想像してしまいます^^;
本当に相性って大事だと思うので。
(男性28歳)
私だったら無かったらかなりショックです。
自分の体型に自身が無いということも大きいですが、魅力的では無いのかなと自身を失ってしまいます。
そしてこの先もあまり無いのかなと心配になります。
(女性30歳)
好きな人とは、自然に結ばれますね…結婚前であっても。私は行為自体より、スキンシップを重視したいです。
色んな男女の形があるので、あまり深く考えない方が良いと思います。
でもある意味、結婚するまで結ばれなかったとすると、純愛というか新鮮な感じもしますね。
(女性41歳)
離婚経験者です。 体の距離は心の距離です。
できれば相性がいい人のがいいです。 あまりにも苦痛(色んな意味で)だと結婚は無理です。
(女性38歳)
相性、大切だと思います。
むしろ男性より、女性にとって大切なことだと思います。
(女性31歳)
私個人としては正直レスでも全然構わない、むしろその方が有り難い!って人なので(^_^;)
(女性46歳)
私は結婚するまではしたくありません。
古風だと言われますが、でも順番通りじゃないと嫌なんです。
(女性26歳)
肯定派が多いのですが、質問が質問だけに否定派は回答するのも嫌なのかもしれません。
いずれにしろ、人にとって婚前交渉に関する考え方は様々です。
婚活サイト・アプリの利用においてやっかいなのは、会員の中にヤリ目(体目的)の人が少数ながら存在しているということ。
入会に必須となる必要書類は、公的身分証明書のみであるため、悪質なケースとしては既婚者が会員の中に混じっている可能性もあるのです。
そのため、婚活サイト・アプリを利用して、ヤリ目と出会ってやり逃げされるトラブルも実際におきています。
対策については後述しますが、相手が本当に結婚を前提として相手探しをしているか否か見極める力が必要になってきます。
婚活パーティーはお見合いパーティーとも呼ばれます。
婚活パーティーにおける一般的な流れとしては、参加者1人1人と話しをした後、カップリングを実施。
カップリングが成立した人は、その後連絡先交換や一緒にお食事に行くなど各自で行動します。
カップリング成立までが、婚活パーティーのサービス提供範囲となっています。
婚活サイト・アプリ同様、婚活パーティーには婚前交渉の規定はありません。
カップリング以降の活動を運営側が把握することは出来ないので、こちらも規制しようがないということですね。
婚活パーティーは婚活サイト・アプリと同様に参加料が手軽なことから、ヤリ目の人と出会ってしまう危険があります。
参加に必須となる必要書類も、公的証明書のみ。既婚者であっても参加出来てしまうのです。
実際、やり逃げされてしまったという人の声もちらほらあり、掲示板サイトでは以下のようにヤリ目参加者の注意情報が随時共有されています。
対策については後述しますが、相手が本当に結婚を前提として相手探しをしているか否か見極める力が必要になってきます。
とくに女性においては「結婚するまでお相手との婚前交渉はありえない」と考えている方も多いです。
結婚前に妊娠してしまうリスクを避けたり、処女の方で「ここまで来たから結婚までは処女を守り通したい」と貞操観念が強い方もいらっしゃいます。
また、やり逃げされるのが怖いという不安もあるでしょう。男性は目的を果たした後、気持ちが冷めてしまう性質もあるので、この点も気になる所です。
そのような方が、相手から体の相性を確かめたいと婚前交渉を求められた場合、どのように対応をすれば良いのでしょうか?
対処方法として3つ紹介いたします。
まず、出会って数回以内に「体の相性確認」を求めてくる人はヤリ目である可能性が高いです。
たとえそうではなかったとしても、結婚を考えている相手に最初から求めてくるのは非常識です。
恋愛による出会いであればいざしらず、婚活サービスを利用して初期のタイミングでの体の関係はありえません。
この場合は、お付き合い自体を断ってさっさと次に切り替えるべきです。
ある程度の交際期間を得て相手からの愛情を感じ始め、その上で婚前交渉を求められてきた場合です。
この場合、断りながらも「好きだからこそ結婚してからエッチをしたい」という意志をハッキリ示すことです。
相手の事を大切に思っているからこそ、軽はずみな気持ちで婚前交渉を行いたくないというわけですね。
お相手の中には、「本当に自分の事が好きなのか」と不安になる方もいるので、その不安を拭うためのフォローが必要です。
それでも相手から婚前交渉を求められるのであれば、結婚の一歩手前である「ご両親への挨拶」の後に行うなど提案をしてみてはいかがでしょうか?
相手の誠意を見せてもらう意味でも有効です。同時に、「独身証明書」を見せてもらうのも良いですね。
お互いの妥協点としての落ち着きどころとしておすすめです。
「結婚前にどうしても体の相性を確かめておきたい」という方は以下の点を留意するようにしましょう。
当然ですが、婚前交渉が禁止されている婚活サービスは利用出来ません。
選択肢としては、婚前交渉が許されている結婚相談所・婚活サイト・婚活パーティーということになります。
私自身、たくさんの婚活サービスを利用してきましたが、おススメは婚活サイト。
婚活サイトを利用している異性の方の中には、婚前交渉容認派の方もそれなりに存在していました。
一方結婚相談所は、貞操観念が強い方が入るイメージです。
出会った当初から婚前交渉の話をするのはリスクが高すぎます。ヤリ目と疑われても仕方がありません。
特に男性は誰とでもすぐにエッチが出来ますが、女性は信頼関係を築いた人としかエッチが出来ない性質です。
少なくとも1ヶ月は何もせず、信頼関係の醸成に努めるべきです。
先述した通り婚活サービスを利用している方の中には、「結婚するまでエッチはしたくない」と考えている方は多いです。
そのため、婚前交渉の話を切り出しても断られる可能性が高いことを覚悟しましょう。
そして、断られた場合どのような行動を取るかは状況次第です。愛想を尽かされてそのまま交際が終了するかもしれません。
また、そうでなくても結婚まで自分自身が我慢出来るかどうか、それとも別れを切り出すかの判断になります。
「両親との挨拶が終わったら」といった条件を持ち出すことも良いでしょう。
婚前交渉の話を持ち出す前に、お相手との会話を通じて、婚前交渉に対する考え方をそれとなく知っておくことも大切です。
お伝えしたように、婚活サービス利用者の中には少数ですが、ヤリ目の人が存在します。ヤリ目の人は男性ですね。女性のヤリ目は聞いたことがありません。
ヤリ目の人に体を許してしまい、やり逃げされたということにならないように相手を見極める必要が出てきます。
ヤリ目の人は、以下の特徴があります。
特に婚活サイトではメッセージ交換の過程をすっとばして、LINEのID交換を早めに求めてきます。
早い段階で相手と出会いたいという下心があるからに他なりません。
連絡先交換をした後は、飲み会へと誘うようになります。
もちろん、当初の目的を果たすためです。
飲み会ではやたらとあなたのことを褒めまくることでしょう。
相手を気持ち良い気分にさせたいためです。流されてしまわないようにしましょう。
ヤリ目の人はあまり自分の話をしたがりません。また、話す内容も嘘の可能性が高いです。
やり逃げした後の身バレを防ぐためです。
会話中は下ネタの話を時々挟んできます。
相手の反応を確かめたい、エッチに対する免疫を付けておきたいという意図があります。
飲みの席では徐々に相手との距離を詰めていきます。
手を握ってきたり・・・。
ここまでお読み頂けると、ヤリ目の人の行動パターンがおわかり頂けることと思います。
LINEでメッセージ交換をした後は、飲み会に誘う。
飲み会ではひたすら褒めまくって良い気持ちにさせる。エッチな話をしてその気にさせてその流れでホテルへ・・・。
そして、以降は連絡が途絶えるという流れです。
これらの特徴に当てはまる人物でしたら要警戒です。
やりとりをしていて、「この人ヤリ目かも」と感じたら、以下の方法で確認してみましょう。
ヤリ目の人から被害を受けた人達は、ネットの掲示版で連絡先交換をし合っています。
上記のようなキーワードで検索してみると、該当者がヒットする場合があります。
ヤリ目の人の中には既婚者も多いです。婚前交渉の誘いを受けて不安な場合、独身証明書を見せてもらうようお願いしてみましょう。
相手が拒否して離れていったらそれまでのことです。
一度断ってみるのも良い方法です。
体目的のヤリ目でしたらそのままフェードアウトしていきます。
断りを受け入れてくれたのであれば、相手は本当に好きなのかもしれません。
婚前交渉に関する考え方は結局のところ人それぞれ。婚前交渉をする・しないそれぞれメリットもあり、リスクもあるものです。
そして、相手の価値観を受け入れるかどうかは相手をどの位信頼し、愛情を持っているかにかかっているといえます。
とてもデリケートな問題なので、状況が来たらパートナーとしっかりとコミュニケーションを図ることです。そして、双方で納得できる妥協点を見つけていきましょう。
また、くれぐれも体目的の人に騙されないようにしましょう。
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