当サイトをご覧になっている方の中には、「結婚相談所に資料請求をすると、請求先の相談所からしつこい勧誘電話が来るのでは?」と不安に感じている方もいらっしゃることでしょう。
当サイト管理人は、特に2016年にとことん婚活をしました(管理人のプロフィール詳細はコチラ)。
その際結婚相談所においては、写真のように資料請求が可能な所は全て資料を取り寄せています。
そこで、当時の実体験をベースに結婚相談所の勧誘の実態について、リアルに書いてみたいと思います。
実に30社近くの資料を請求しました。結果、請求直後にしつこいなと感じたレベルの勧誘電話があったのは、3社程度。ただしそれも2週間も過ぎれば落ち着きましたね。
もちろんほとんどの相談所は一度は電話連絡が入りましたが、「思っていたより勧誘は大人しめなんだな」というのが正直な感想です。
その後、しっかりと断らなかった相談所からは、1ヶ月に1回程度のペースで状況確認の電話が来ました。それも半年もたたないうちに、来なくなりましたが。
中には「勧誘は一切行いません」と資料に明記してある相談所もあります。ブライダルチューリップやクラブ・マリッジは、勧誘をしない相談所として有名ですね。
しかし個人的には、勧誘が全くないのはそれはそれで寂しい…。他の相談所に埋もれてしまうので、ちょっとは勧誘しても良いのではと思いました。
他にメールだけで勧誘を行う結婚相談所も複数社ありました。
私自身資料請求を行う前は、結婚相談所からの強引な勧誘を覚悟していました。
2010年頃のヤフー知恵袋の投稿では、しつこい勧誘に困っているという内容もありましたね。
結婚相談所の勧誘の断り方でよい方法ありますか?
ただ資料を請求しただけなのに恐ろしいほどの勧誘です。
電話、メールでの誘い、さらには減額するので会員になってサポートしていきたいなど…。
それではなぜ今は、昔ほど激しい勧誘がないのでしょうか?この点について調べてみました。
大きなきっかけとなったのが、JLCAの設立です。
JLCAは2007年1月に設立した特定非営利活動法人。健全な結婚相手紹介サービスを識別できる仕組みを確立し、基準をクリアした相談所に「マル適マーク」の認証発行を行っています。
結婚相談所を選ぶ時、必ず「マル適マーク」を取得している相談所から選ぶべきです。
JLCAが設立した背景には、その前年、経済産業省が2006年5月に提出した調査報告書にありました。
当時結婚相談所は強引な勧誘を含め国民生活センターの苦情・追い合わせ件数は、年間約3,000件にものぼっていたそうです。
このような状況下において経済産業省は、先の報告書において「婚活支援産業の健全な産業としての発展に向けた新たな方策」を提示したのです。
その内容は以下の3点です。
この方針に基づき、結婚相談所の信頼性を高めるためにJLCAが設立する運びとなったのです。
以下は、国民生活センターに届く結婚相談所に関する年次のクレーム件数です。年々クレームが減少していることが、おわかり頂けると思います。
年度 | 2011 | 2012 | 2013 | 2014 | 2015 | 2016 |
---|---|---|---|---|---|---|
相談件数 | 2,810 | 2,667 | 2,452 | 2,394 | 2,157 | 1,870 |
JLCAがしっかり機能し、強引な勧誘が減っている証拠といえますね。
そもそも、結婚相談所業者における強引な勧誘は違法と明確に定められています。
2004年1月より結婚相談所業者は、特定商取引法の該当業者になりました。
特定商取引法ではクーリングオフ(契約8日間以内であれば、無条件に解約・全額返金が可能)が適用されることに加え、不適切な勧誘行為(不実告知、威迫困惑行為)は禁止となっているのです。
かっての強引な勧誘は、今後も起こることはないでしょう。
お伝えしたように今ほとんどの結婚相談所は、しつこいと感じられるほどの勧誘を行ってきません。
しかし万が一しつこい勧誘をしてくる相談所にあたってしまったらどうすれば良いのでしょうか?
私自身の経験も踏まえた、効果的な断り方を紹介いたします。
基本的には「他の相談所に決めました」と言えば相手は了解してくれます。
もし実際に他の相談所に入会していなくても、嘘で良いのでこのように伝えましょう。
その場合は、「どこに決めたんですか?」など質問されることがあるので、仮の設定(オーネットにしました等)で答えられるようにすることです。
加えて、「これ以上連絡は必要ありません」「個人情報のデータを削除しておいてください」という事まで言ってしまえば、ほとんどのケースで完了です。
結婚相談所の中には、忘れた頃に時々「その後、婚活の状況はいかがですか?」と進捗を聞いてくる所があります。
進捗お伺いの電話もストップしてもらうには、「無事、婚約者を見つけました」といえば大丈夫です。
私の場合、「おめでとうございます。それではリストから外しておきます」と相談所の人から言われ、以降は電話がかかってくることはありませんでした。
それでもまだ電話がかかってくるというのであれば、着信拒否しかないでしょうね。他の勧誘電話と同じです。
ただしここまで酷い結婚相談所は今まで出会ったことはありません。それこそ国民生活センターに苦情を訴えても良いレベルではないでしょうか。
勧誘の電話が1ヶ月に1回程度のペースの相談所であれば、断らずにそのままにしておくのも方法の一つです。
なぜならば、メールや郵送でキャンペーン情報のお知らせが来るからです。
「結婚相談所をお得に利用したい」と考えている方は、キャンペーンが出てくるタイミングまで待つこともアリですよ。
結婚相談所を選ぶにあたり、資料請求は避けては通れない過程です。
資料を取り寄せ、比較検討を行ってこそ、納得した相談所選びが出来るというものです。
スマートに相談所を選ぶには、予め選考期限を設けておきましょう。
そして結婚相談所から勧誘の電話が来たら「他の相談所も候補に入っていて、○週間以内に決めるのでそれまで待ってください」と伝えておくのです。
その後期限後に進捗の連絡が再度かかってくるので、そこで結論を伝えればOKです。
無理なくスムーズに相談所選びが対応出来ますよ。
結婚相談所もボランティアではないので、売上を増やすために勧誘は必ず行います。
ただし同時に今の時代は強引に勧誘をしてもむしろマイナスでしかないということもわかっています。
明確な意思表示をしてそれが伝われば、相手も配慮をしてくれます。お客という立場なのでしっかりと要望を伝えるようにしましょう。
勧誘の仕方も相談所を選ぶ際の、選定委準の一つになり得、印象が変わってくるものです。
本来の目的である、「どの結婚相談所を利用すれば良い出会いがあるか」に集中して、取り組むようにしましょう。
→数ある結婚相談所の中から10つのサービスを厳選し、ランキング形式で紹介しています。
→結婚相談所選びをする際のポイントをまとめています。
→エリア別におすすめ結婚相談所を紹介しています。
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