大手結婚相談所として人気の高いツヴァイとパートナーエージェント。
婚活を考えている方の中には、どちらを利用すべきか迷っている方もいるのではないでしょうか?
このページでは2つの相談所を比較し、それぞれの特徴やメリット・デメリットを説明していきます。
相談所選びに役立てて頂ければ幸いです。
ツヴァイ | パートナーエージェント | |
---|---|---|
サービス開始年 | 1984年 | 2007年 |
運営会社 | 株式会社ツヴァイ(イオングループ) | 株式会社パートナーエージェント |
セキュリティ対策 |
・「プライバシーマーク」認証 |
・「プライバシーマーク」認証 |
ツヴァイは創業30年以上の歴史がある老舗の相談所。一方パートナーエージェントは、後発ながら急成長を遂げており、それぞれ対照的な背景を持ちます。
一方運営会社に目を向けると、株式会社ツヴァイは東証二部、株式会社パートナーエージェントは東証マザーズに上場。コンプライアンスの観点からも安心です。
ちなみに株式会社ツヴァイはイオングループの系列となっており、資本力や信頼性の面では、ツヴァイが一歩リードといったところ。
セキュリティ対策はほぼ同レベル。そして、業界水準で比較するととても高いレベルで管理を徹底しているため、この点も問題ありません。
両方とも総じて極めて高い信頼と実績があることがわかります。
以上を踏まえたうえで、それでもどちらが良いかと問われると、ツヴァイの方が歴史と親会社の観点からやや上といえますね。
・お相手候補のデータ(紹介書)を毎月お届け
・価値観マッチング「愛・コンパス」による出会い
・お見合いセッティング
・イベント&パーティーによる出会い
・「PRボード」や「出会いの広場」からの出会い
・会員限定「マイページ」からお相手探し
・コンシュルジュからの紹介(毎週水曜日)
・「コネクト」で提携先の他社相談所の会員からお相手探し
・イベント&パーティーによる出会い
・会員限定「MyPR」からお相手探し
ツヴァイは出会いの多様さを売りにしているだけに、バラエティ豊かな出会い方があります。
「PRボード」とは、各店舗に設置してある掲示板で、その店舗を利用している会員の手書きのメッセージ付きプロフィールが掲載されています。
また「出会いの広場」とは、ネットのマイページにあるコンテンツの一つで、入会2カ月以内の会員が紹介されています。
このように、店舗やインターネットとなどあらゆるチャネルを生かして出会いの機会を作っている点が特徴的。
成婚退会者のうち、活動開始から成婚退会までの期間で一番多いのが、4カ月という実績となって表れています。
一方、パートナーエージェントの出会い方で注目するポイントは、他社の結婚相談所の会員からもお相手探しが出来る点。
「コネクト」というサービスなのですが、他社の結婚相談所と提携して、会員を相互紹介するシステムを構築しています。
それぞれのサービス特徴を一つずつ、ピックアップしてみました。
ツヴァイには、「法人会員制度」「団体会員制度」があり、会社や組織単位でも契約を結んでいます。
例えば、○○商事という会社と契約して、○○商事の社員さんは割引価格で入会出来るという仕組みです。
この「法人会員制度」にツヴァイは力を入れており、何と2万件以上の会社・組織と契約しています。そして、全体の約25%がこの制度を利用して入会した会員になっています。
そのため多種多様な職業の人がツヴァイで婚活を行っており、自分の周囲にはいないようなタイプの人と出会う可能性が高いでしょう。
パートナーエージェントが提供するサービスの目標は、「1年以内の成婚(結婚が成立すること)」。
その達成にこだわり、年々成婚率を上昇させてきています。
株式会社ネオマーケティングが2016年に実施した調査では、大手結婚相談所の中で見事、成婚率実績ナンバーワンに輝きました。
パートナーエージェントは「婚活KPI」という独自の指標を確立し、「どのような活動を行えば、最も成婚に結びつくのか」をそれぞれの会員に具体的にアドバイスをしています。
成果に徹底してこだわり、実績を出している点が、急成長を遂げている要因といえるでしょう。
ツヴァイとパートナーエージェント婚活の会員属性を比べるとどのような特徴があるのでしょうか?
いずれも2017年4月時点で公表している最新のデータ(ツヴァイは2016年4月、パートナーエージェントは2016年11月)となっています。
会員数・男女比・年齢・学歴
男性 | 女性 | 合計 | |
---|---|---|---|
ツヴァイ | 15,466人 | 16,754人 | 32,220人 |
パートナーエージェント | 3,134人 | 4,598人 | 7,732人 |
ツヴァイはパートナーエージェントの4倍近くの会員数となっており、大きな差が開いています。
但し、パートナーエージェントは先述したように「コネクト」という他社の結婚相談所との会員ネットワークを構築。「コネクト」を合算すると5万人の規模となります。
男性 | 女性 | 合計 | |
---|---|---|---|
ツヴァイ | 49.8% | 50.2% | 100.0% |
パートナーエージェント | 40.5% | 59.5% | 100.0% |
両方とも女性比率の方が高いです。それぞれベストな男女比といえますね。
パートナーエージェントは比較的若い層が多い傾向にあります。ツヴァイは40代以上がボリュームゾーンになっており、年齢層が高めです。
共に大卒の割合が最も大きいです。ツヴァイはパートナーエージェントに比べ、中卒・高卒の割合が大きいのが特徴的です。
実際に会員のうち、どれくらいの割合が「成婚」に至るのか気になるところです。
この点に関し、ご紹介いたします。
独自の「婚活KPI」を設定し、あらゆる数値データを開示しているのがパートナーエージェント。公式ホームページからは例えば次の数値が確認出来ます。
2015年度の成婚率(年間成婚退会者÷年間平均在籍会員数×100)は7.2% |
会員が1ヶ月にお見合いする平均人数は1.6人 |
入会から交際までの平均期間は89.6日 |
成婚までに平均23.3人とお見合いし、6.7人と交際 |
会員の1年以内の交際率は92.4% |
活動開始から1年以内に成婚した人64.9% |
会員の2人に1人が交際中 |
ここまで明け透けに数字を出している相談所は、パートナーエージェントくらいであり、自信の表れということなのでしょう。
一方ツヴァイからは、次の実績が確認出来ます。
年間で5,635人、1日あたり15人が成婚退会 |
活動開始から成婚退会までの期間で一番多いのが4ヶ月 |
上記の数字を元に、パートナーエージェントと同じ計算式(「年間成婚退会者÷年間平均在籍会員数×100」)でおよその成婚率を算出することが可能です。
5,635人÷32,220人×100=17.5%
パートナーエージェントに比べると低い数値ですが、結婚相談所としては良い方です。
また成婚者の、入会から成婚までのスピードはツヴァイの方が早い可能性もありますね。
ツヴァイとパートナーエージェントの料金体系を比較すると、どのような特徴がそれぞれみられるのでしょうか?
全てのサポートを受けられるコース(プラン)の価格を比べてみました。
ツヴァイ |
パートナーエージェント |
|
---|---|---|
初期登録料 | 156,600円 | 135,000円 |
月会費(毎月の紹介人数) | 10,260円〜13,800円 | 17,280円 |
成婚料 | - | 54,000円 |
お見合い料 | - | - |
ツヴァイの月会費は年間の紹介人数により変わり、全部で6段階あります。
1,0260円が12名(毎月1名)以上、最大の14,904円が72名(毎月6名)以上となっています。
ちなみに、パートナーエージェントの平均紹介人数実績は月6.3名となっています。
結婚相談所という形態を考慮すると、2社ともお見合い料がなくシンプルで、リーズナブルな価格帯です。
単純に料金面では、成婚料もかからず、月会費も抑えられているツヴァイの方が年間の利用料が安いですね。
メインの他、それぞれ次のようなコース・プランも用意しています。自分に最適な内容のものがあれば確認してみてくださいね。
パーソナルサポートプランアクティブ | デートなどの申込みを自分が行う代わりに料金が安くなる |
---|---|
20代割 | 20代入会者向けの割引プラン |
のりかえ割 | 既に他社の結婚相談所を利用している人向けの乗り換え割引 |
イベントコース | イベントやパーティーへの参加のみに絞ったコース。関東地域のみ対象 |
---|
ツヴァイ | パートナーエージェント | |
---|---|---|
北海道・東北 | 旭川・札幌・盛岡・仙台・山形・郡山 | 札幌 |
関東 | 横浜・川崎・ルフロン藤沢・千葉・幕張新都心・船橋・柏・さいたま・レイクタウン・水戸・高崎・宇都宮 | 横浜・大宮・千葉・船橋・高崎・水戸 |
東京 | 日比谷本店・八重洲・池袋・新宿・立川・町田・赤坂見附 | 新宿・銀座・銀座数寄屋橋・池袋・上野・丸の内・町田 |
北陸・甲信越 | 長野・松本・甲府・新潟・富山・金沢 | |
中部 | 静岡・浜松・岡崎・名古屋・岐阜・四日市 | 名古屋・岡崎・静岡・浜松 |
近畿 | 草津・京都・大阪・難波・奈良・和歌山・神戸・姫路 | 大阪・なんば・京都・神戸・姫路 |
中国・四国 | 岡山・広島・高松・松山 | |
九州・沖縄 | 福岡・北九州・長崎・大分・熊本・鹿児島・那覇 | 福岡・北九州 |
ご覧いただけるとおわかり頂けるように店舗の多さでは、ツヴァイが圧倒的。ツヴァイは全国56店舗を持ち、さらにはこの他に各地に多数のサテライト拠点があります。
一方パートナーエージェントは全部で25店舗。都市部に拠点が集中し、北陸・甲信越・四国・中国には1店舗もありません。
この店舗数の差が、会員のエリア別の割合となって反映されています。
出会いのきっかけの一つである婚活パーティーやイベント。
結婚相談所が会員向けに行うパーティー・イベントは参加者全員が各種証明書提出済という安心感があります。
それぞれ、実際にどのようなパーティー・イベントを開催しているのか実施済の企画を比較いたします。
ボーリングパーティー | 江戸切子製作体験パーティー | クルージングパーティー |
バーベキュー | 散策パーティー | スポーツ観戦パーティー |
シミュレーションゴルフ | サマーパーティー | 個室DEお見合い |
ウィークデーパーティー | コンサート | ラグジュアリーホテル |
カクテルセミナー | - | - |
プチお見合い【男性:35〜38歳×女性:33〜36歳】 |
プチお見合い【男性:36歳以下×女性:32歳以下】 |
プチお見合い【男性:47歳以下×女性:42歳以下】 |
語〜Katari〜『スポーツに興味のある方で30〜40代限定』編 |
蕎麦を打って心も打たれる 蕎麦打ち体験 Party |
野菜不足解消・野菜 de お見合い |
セルフたこ焼き☆タコ婚 |
ツヴァイがイベントを中心に開催しているのに比べ、パートナーエージェントはいわゆるお見合い形式のパーティーとイベントがほどよく混在しています。
パートナーエージェントは初心者向けの企画も用意しており、多様性がありますね。
ツヴァイは「活動休止」の設定が出来、1回の休止につき最大3ヶ月、合計6ヶ月までお休みが出来ます。
休止期間中は「紹介書」の発行が停止され、月会費のうち、情報提供料を支払う必要がなくなります。具体的には、毎月1,500円の支払いですみます。
一方パートナーエージェントの場合、休会が出来ません。これは一見、不便に見えます。
但し、これにはパートナーエージェント側の意図があり、調査において休会者の3〜4割はそのまま退会してしまったという実績があり、「休会制度を設けるのは会員にとってよくない」という判断に至ったそうです。
あえて退路を断つということですね。
退会には、成婚退会と中途退会の2種類があります。
まず、成婚退会ですが、ツヴァイの場合、成婚退会の申請をすると様々な特典があります。
2〜3,000円の商品を選べる「リボンギフトカード」、イオンのウェディングサービスを利用した式場や進行旅行などの特典、イオンの割引券などをもらえる「エバーグリーンサークル(EGC)」の無料入会など。
一方パートナーエージェントは、成婚料として50,000円を支払います。
次に中途退会について。
ツヴァイは、会員サービス部というところまで直接電話をして申請します。一方、パートナーエージェントは担当のコンシュルジュに伝えます。
パートナーエージェントの場合、契約解除料として20,000円を支払う必要があるので注意しましょう。
最後に再入会は両方とも可能です。但し、必要書類や写真の提出などを再度行う必要があります。
30年以上の実績のあるツヴァイは全国に数多くの店舗を持ち、幅広い属性の会員を保有しています。
また、「法人契約制度」により様々な職業の人も入会。
多様な会員を数多く保有することで、様々な出会いの方法を提供しています。
一方、パートナーエージェントは後発のサービスでありながら、成果を重視することで急成長を遂げています。
サービスエリアは都心部に特化し、会員数も少ないのですが、他の相談所との提携により不足分を補っています。
このように2つともそれぞれ特徴があります。
地方の居住者や「結婚相手を様々なタイプの人から選びたい」と思う方は、ツヴァイ。
都市部の在住者で「何が何でも結婚相手を見つけたい」という方はパートナーエージェントをおすすめします。
両方とも料金は良心的であり、質の高いサービスを受けることができるでしょう。
ツヴァイ 多様な出会い方を提供。4か月目での成婚が最多 | |
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イオングループの上場企業が運営する老舗。6つの多彩な出会い方で早期成婚を目指す【年間料金目安:236,520〜335,448円(税込)】
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パートナーエージェント 実績データ解析で「1年以内の成婚率」を向上 | |
実績データを分析し、独自の「成婚KPI」を確立。科学的アプローチで成婚率を高める【年間料金目安:317,000円(税別)】
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